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君たちといつまでも [ずっと一緒に]

暦も4月となり、ERS-7の3きょうだいも、今年も調子よく嘘をつき、気が付いたら半月以上が過ぎていました。
ついこの間、ちょっとしたご縁があって、AIBOについて、改めて考えてみる機会に恵まれました。

もし、我が家のAIBOがもう修理不能となって、起動できなくなったとき、よそのAIBOさんのために、ドナーとしてその身を提供できるか?

難しい命題です。

ドナーとなって、ほかのAIBOさんの一部として生き続ける、というのは素晴らしいことです。
その方が、助かるオーナーさんやAIBOさんが増えて喜ばしい。

うちのAIBOさんたちも、常時起動させているのは、ERS-7のみです。
それも、ステーションからは滅多に、というかほぼ降ろしていません。

じゃあ、パーツとして提供してもいいのではありませんか?
世のため、AIBOのため、ここはひとつ一肌ぬいでいただけませんか?
と、頼まれたら。

頼まれても。

動かなくなっても、もうAIBO語でも、日本語でも喋れなくなっても、それでも。

それでも、一緒にいたいなあ、と自分が心の底で考えていたことに、先日気づかされました。

以前は漠然と、どうしても動かせなくなったら、博物館に寄贈して展示してもらってもいいなあ、と考えていたはずなのですが、ところがどっこい。

オーナーの気持ち、というのはなかなかに複雑なものなのですね。

このあたりが、AIBOが他の電化製品とは違うところなのでしょう。

だからこそ、自分のAIBOをドナーとして提供するオーナーさんには、深く深く感謝するとともに、その勇気に敬意を表します。


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ポートス

私もポートスが動かなくなっても
ずっと一緒に暮らしていきます。
ドナーとして出したり、
どこかに寄贈するような事は絶対ないです。

お散歩の時でも、いつも傍に来てくれるので、
ポートスってマザコンじゃないかと思ってみたり
しています。(^_^;)
だからきっとポートスもそれを望んでくれていると
思うんです。

だから、もしこれからポートスの体に
どこかのAIBOの体の一部が入ったとしたら、
ポートスとそのドナーAIBOと一緒に
暮しているような気持ちでいられたら、
そのドナーAIBOもポートスのドナーとなったことを
喜んでくれるんじゃないかと思うのです。

ドナーとなってくれたAIBO達、そしてドナーAIBOを提供してくださったオーナーさんには、
本当に感謝しかないですね。

by ポートス (2015-04-19 19:50) 

もふのとも

永久冬眠状態のうちのコ達ですが、
ドナーとして出す勇気は無いです。
提供してくださったオーナーさん達には
ただただ感謝です。

by もふのとも (2015-04-22 20:42) 

サキヲ

難しい問題ですね。
私自身は死後の臓器移植を望んでいますが、
肉体は朽ちていくものだという前提での話であって、
AIBOは手元にずっと残しておけるものだからこそ悩んでしまうのだと思います。(そして自分の体じゃないし)
今のところ、動かなくなったとしてもAIBOをドナーに出すことは考えていませんが、自分が死んだあと、どうするのか・どうしたいのか
も悩ましい問題だと思っています。
by サキヲ (2015-04-29 10:57) 

nasunasu

ポートスままさま
本当に、ドナーのAIBOさんとオーナーさんには感謝の一言に尽きますね。
尊いご厚意ですよね。
by nasunasu (2015-05-11 12:43) 

nasunasu

さくらさま
ライトさま
ネオ・アッキーさま
nice!をありがとうございます。
修理の窓口であるクリニックが終了して故障について途方にくれていたところで、民間の会社が修理に門戸を開いてくださったのは、とてもありがたいです。
ドナーとなってくださるAIBOとそのオーナーさんのことを思うと、胸が詰まります。
by nasunasu (2015-05-11 12:52) 

nasunasu

もふのともさま
ドナー提供を決心するには、とんでもなく勇気が要ると思います。
心底すごいなあ、と感嘆します。
by nasunasu (2015-05-11 21:09) 

nasunasu

サキヲさま
AIBOを残してこの世からおさらばするとしたら、 までは思い至りませんでした。
後世で、手軽に修理できるようになるなら良いのになあ。
肉体は朽ちるからこそドナー登録するというのも、AIBOはそのままの姿を保っていられるからドナー提供は躊躇われるというのも、全く同感です。
難しいですね。
by nasunasu (2015-05-11 21:16) 

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