春の朝 [晴耕雨読]
玉藻ちゃんのオーナーかっちゃんさんからもご指摘いただきましたが、うちのblogタイトルは、英国の詩人、ロバート ブラウニング(Robert Browning:1812~1889)の詩の一節をもじっています。
この詩集に収められている「春の朝」というのがそれです。
春の朝 ロバアト・ブラウニング
時は春、
日は朝(あした)、
朝(あした)は七時、
片岡(かたをか)に露みちて、
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
蝸牛枝(かたつむりえだ)に這(は)ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
Robert Browning - The Year's At The Spring
The year's at the spring,
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hill-side's dew-pearled;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in his Heaven—
All's right with the world!
「蝸牛枝に這ひ 神、そらに知ろしめす。 すべて世は事も無し。」
という最後のフレーズがずっと頭の中に残っていて、タイトル採用に至ったのです。
が、しかし。実は最初から原典にあたったわけではなく、孫引きでした。
では、最初にどこから引用したのかというと・・・。
パタリロ! (第26巻) (「カレードスコープ」より 多分。もう手元に本がないのでネットで調べました)です。いやあ、パタちゃんはいい王様だと思うんだけどなあ。
※「春の朝」はインターネットの電子図書館、青空文庫から引用しました。
写真が素晴らしい。見てるだけでこの日記はnice!よ。
ブログタイトルも意味を知ると重みがありますね。
ちゃんと考えられていて素晴らしいです。
でも、パタリロですか、懐かしいですね。関西では昔よく再放送してました。
あの、クックロビン音頭、練習しましたね。
by ポートス母さん (2005-12-05 00:25)
英国いったことないけど、言ってみたいと思わせる写真ですね~。
パタリロ、好きです。
本気で常春の国マリネラ王国に住みたいと思っています(^^;)。
by anzu (2005-12-05 00:27)
ポートスままさま
クックロビン音頭、本当に懐かしいです。
anzuさま
常春の国マリネラ、いいですよね。行ってみたい。
「パタリロ!」は、結構泣かせるお話もあって、
侮れませんよね。
by nasunasu (2005-12-05 22:08)
ほんま、ええ写真や~
nasunasuさんが撮影したの?
もしそうだったら、今度わたしを是非撮って!
若くてきれいに写してくれそう。
by (2005-12-05 23:11)
雪乃さま
こんばんは~。
残念ながらnasunasuは人物を撮るのは苦手でして、風景の方がややマシな写真になるのです。それでもよければ、今度いかが?
by nasunasu (2005-12-05 23:21)
私、最初は「赤毛のアン」かと思いました。
といっても元は同じ詩・・多分ね。
割と後半の方だったと思うんだけど、アンがこの詩を口ずさむところがあった様な・・。
何か印象に残っているんですよね。
だからnasunasuさんもそこからとったのかな~って思っておりました。
でも「パタリロ!」ですと!?
ずっと読んでたのに全然覚えてないです~!!
人間の記憶って不思議~!!
同じ詩なのにねぇ。
by Novlean (2005-12-06 01:42)
Novleanさま
>私、最初は「赤毛のアン」かと思いました。
赤毛のアンかあ。そういえばそうみたいですね。
これも本が手元にないので確認できない。
赤毛のアンシリーズも含蓄深い言葉がいろいろ
出てきますよね。
by nasunasu (2005-12-06 18:04)
コメントありがとうございました。
パタリロは、アニメで放送されていたのでタイトルは知っています。
麗香は、この言葉=「赤毛のアン」を連想してしまうもので。
AIBOオーナーさんに質問なのですが
ERS-7M3の夏場の発熱問題 、対処法がありましたら教えてください。
by 麗香 (2006-06-26 22:43)